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グラフィックデザイナー
グラフィックデザイナーとしてデザイン事務所→広告代理店を経て広告制作会社を掛け持ちでお手伝いをしているうちに、気がつけばフリーのデザイナー(個人事業主)。

印刷物やWEBサイトのデザインをしている傍ら、Tシャツを中心にオリジナルアイテムを作ってます↓
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デザイナーの7つ道具と仕事が捗るアイテム 2021〜2023

ぼくはフリーのグラフィックデザイナー(個人事業主)で、パンフレットやチラシ、商品パッケージ、ロゴのデザインなど印刷物をメインに仕事をしています。
ペーパーレス化が進みWEBメディアに押され、印刷物(紙媒体)はなくなると言われ十数年経ちますが、紙の仕事はまだまだ健在。
とはいえ、WEBサイトのデザイン依頼も増え、簡単なものならコーディングもしますし、撮影ディレクションや店舗・展示会のブースデザイン、商品の企画段階から関わる案件もあり、年々携わる領域は広がっています。

ぼくは人を使うことが苦手で、非効率的とはわかっていても一人でデザイン作業を行っています。そのため多くの案件を同時にこなすには、頭を素早く切り替えて集中できる環境が必要で、効率的に作業を進めることが重要となってきます。
今回はそんなぼくをほぼ毎日サポートしてくれている仕事道具をご紹介します。
これからデザイン環境を整えようとしている方の参考になれば幸いです。

グラフィックデザイナーの仕事道具と私感

目次

Mac

Mac mini(メイン機)
メインマシンは『Mac mini Late 2018(6コアIntel Core i7 / 32 GB 2667 MHz DDR4 / Intel UHD Graphics 630 1536 MB)』。

Mac mini

MacProは高いし、iMacはかさばる…
その点、Mac miniはコスパがよくコンパクトで場所も取らず、スペック的にもDTPやWEB制作の用途ではまったく問題なく使用できます。
もともとiMac 27インチRetina 5Kディスプレイを使用していましたが、iMacのような一体型の場合、使わなくなった時に外部モニターとしても再利用できないため処分に困ります。
タイミングよくMac miniがリニューアルされたので、これを機にMac本体とモニターは分けることにしました。

Mac miniはGPUグラフィックス性能が低いのと、本体が異常に熱くなるがデメリット。
高画質ビデオ編集や3DCGのレンダリングなど、高いグラフィックス性能を必要とする作業にはあまり向かないかも。
夏の暑い時期の長時間使用する場合は、本体をインシュレーターなどで少し浮かせたり、外部ファンで風を当てて熱対策している。
最新のMac miniはM2チップになり発熱や、GPUグラフィックス性能も改善された?!購入を検討中

Mac Book Pro(サブ機)
MacBook Pro Late 2016 13インチ スペースグレイ  (3.3 GHz デュアルコアIntel Core i7 / 16 GB 2133 MHz LPDDR3)』。

外出用のMacBook Pro

出先での打ち合わせや作業、リモート会議でも使用しています。
スペック的にMacBookProだけで十分仕事できるので、外部ディスプレイモニターを付けてメイン機として使う人も多い。
気がつけば4年以上経っているが、まだまだ外出時の相棒として活躍しいます。
Macは余裕で5年以上は現役で使用できるのでついつい長く使ってしまいますね。

キーボード上部についている液晶タッチバーは指紋認証以外まったく活用できていない。
普通のボタンに戻してほしい。。

買い替えました!

Mac Book Pro14インチ M1 Pro(サブ機)
MacBook Pro 2021 14インチ スペースグレイ  (Apple M1 Pro 10コアCPU/16コアGPU/16GBユニファイドメモリ/1TB SSDストレージ)』。

今回は少額減価償却資産内に収まるようカスタマイズなしで、通常に販売しているモデルをそのまま購入しました。
メモリは16GBで足りるのかな?と思いましが、Photoshopで写真加工、簡単な動画編集、3Dレンダリング等、今のところ不都合は感じません。むしろメインで使用しているMac miniより動作も処理スピードも早いので快適なくらいでした。
サブ機というよりメイン機に変わる可能性もあります。
キーボードは前使用していたMacBookPro13インチのペチペチとした打感のキーボードからすると、ストロークも若干深くホクホクとした打感でキータッチ音もだいぶ小さくなりました。
なによりも使い勝手の悪いキーボード上部にあった液晶タッチバーがなくなり、通常のesc、ファンクションキーに戻ったのがうれしい。

上がMacBookPro13インチ、下がMacBookPro14インチ

今まで使用していたMacBookPro13インチより、一回りとはいかないまでもわりと大きいです。だいぶ厚みも増したため、一昔前のMacBookという感じで持ち運ぶ度にずっしりとした存在感があります。
厚みが増した分、SDカードスロットやHDMIポートなどが復活したため、いちいち外付けのハブを付ける必要がなくなったのは助かります。
毎日持ち運ぶなら価格の手軽さ、薄さ重視でMacBookAirもありだと思います。

モニター

EIZO 27インチ4Kモニター

EIZO FlexScan 27.0インチディスプレイモニター EV2785 (4K UHD/IPSパネル/ノングレア)
デザインは至ってシンプルなのでアップル製品とも相性がよく、MacBookをTypeCケーブル1本でつなげられ充電もできるので便利です。
以前使用していたiMac 27インチRetina 5Kディスプレイと比べると、文字や画像のシャープさは劣りますが、使っていいるうちに慣れます(慣れました)。
画面は光沢のないノングレアなので反射や映り込みも少なく目に優しい(気がする)。

カメラが搭載されてないため、リモート会議やテレビ電話をするには別途WEBカメラの購入が必要。リモートミーティングなどカメラが必要な場合はMacBookProを使用している。

キーボード

お気に入りの黒いマジックキーボード

Magic Keyboard(テンキー付き)- 日本語(JIS) – スペースグレイ
黒いというだけで即購入。
やはり数字の入力はテンキーがあると便利です。

買いました!

Apple Touch ID搭載Magic Keyboard(テンキー付き) (Appleシリコン搭載Mac用) – 日本語(JIS) – シルバー
M1 MacbookProをクラムシェルモードで作業するときに使用しています。
Touch IDの認識も良く、Macを手元でロック解除できるのは快適。

上記のキーボードを購入したとたん、色違いのスペースグレイ(黒)が復活した。そっちが欲しかった。。

NiZ ATOM 66 キー 静電容量無接点方式ワイヤレスキーボード 英語配列 /Type-C充電/USB/Bluetooth 4.0/35g
このキーボードはたまに長い文章を打つ時に使用。シュコシュコした打鍵感が心地のよく気に入っています。
静電容量無接点方式キーボードの代表はPFU HHKB(Happy hacking keyboard)東プレREALFOCEで、
いずれも高額な部類に入るプログラマー御用達のキーボード。
購入の決めてはHHKBよりも値段が安かったのと、Macに対応していてキーキャップ(コマンド、オプションキー)も付属していたこと。
また、キートップに仕込む増圧バネが付属していて、キータッチの重さを調整できるので、指を置くことの多いコマンド、オプション、スペースキーの3箇所にバネを入れて重くしています。

見た目は野暮ったいので好みが分かれるところ、玄人好み?
サイズはコンパクト(W295×D110×H25mm)だが持ち運ぶには重い(718 g)。
Appleの平らなキーボードに慣れていると、キーボードってこんなに厚みがあった?と思うくらい高さを感じるので、リストレストでフォローしている。

同型の後継機種(数年前に購入した時は販売元はAKEEYOではなかった)
AKEEYO 【2020 アップバージョン】 NiZ ATOM 66 キー 静電容量無接点方式ワイヤレスキーボード(WINDOWS/MAC 両対応)英語配列 /Type-C充電/USB/Bluetooth 4.0/35g/66EC(S)BLe
ウッドリストレスト
FILCO Genuine ウッドリストレスト Sサイズ〔幅300mm〕北海道産天然木使用 オスモカラー仕上げ 日本製 ブラウン FGWR/S

マウス

お気に入りの黒いマジックマウス

Magic Mouse 2 – スペースグレイ
キーボード同様、黒いというだけで即購入。
マウスはMagic Mouse以外考えられないほど手に馴染んでいます。

このスペースグレイ色は、同型のシルバー(白)モデルより価格が20%くらい高い。
充電用のLightningケーブルを刺す場所が背面にあるため充電中はので、うっかり充電をし忘れると使えなくなるのでイラッとする。そんなときは仕方ないので代理のマウスを使います。

iPad Pro+Apple Pencil

iPadとアップルペンシル

iPad Pro Late 2017 10.5インチ スペースグレイ (256GB)』+『Apple Pencil(第1世代)
iPadはApple Pencilが使えるようになってから積極的に使うようなりました。
主にデザインアイデアを考えたり、ラフを描くときに活躍。
以前はコピー用紙にラフを手書きしていたこともあり、紙が溜まるのが悩みでしたがiPadで解消できました!
また、読書においても図表の多い電子書籍はKindle PaperwhiteよりもiPadのほうが快適。ラインも引きやすい。

ちなみにiPadPro専用のキーボードを購入したが、画面内のキーボードで事足りことが多くまったく使用していない。本格的に文章を打つときはついつい使い慣れたMacを使用してしまう。。

CONCEPT コンセプト
デザインラフを描く時に使っているアプリは『コンセプト』。お絵かき、メモ、ドローイング、設計図制作と使いみちは色々。
コンセプトはIllustratorと同じくベクターで描画されているため、どんなに拡大しても線は劣化せず、あとから線の太さや別のブラシに変更することもできます。
このアプリは鉛筆ブラシの描き心地が良いのと、指を消しゴムとして設定できるところが気に入ってます。アップルペンシルで線を描き、描いた線を消したければ指でこすって消す、いちいち消しゴムツールに切り替える必要がないので、アイデアを考える作業に集中できます。
また、アートボードが無限に広がるので、1案件を1枚のファイルで管理できるのはとても便利。
以前、コピー用紙などにラフを描いていたときは、案件が終わってもラフを描いた紙を捨てるか迷い⇒紙が溜まる⇒結局見返すこともなく⇒シュレッダーをかけるの作業を繰り返していました。コンセプトであれば案件ごとに名前を付けて管理できるので、過去のラフを見返すことがあれば(ほぼ見返さない)簡単にアクセスできます。
基本機能は無料で使えます。

アプリケーション

Adobe Creative Cloud CC

Adobe Creative Cloud
アドビが提供する全てのアプリケーションが使用できるサブスクリプション。
ぼくがデザインする上で欠かせないソフトは IllustratorPhotoshop
パンフレットやチラシ、商品パッケージ、WEBサイトのデザインまでほとんどこの2つで作るため、なくてはならないツール。

Adobeはパッケージ販売を終了したためサブスクリプション契約しか選択肢がないのがネック。
コンプリートプランが必要ない場合は、使いたいアプリ単品でも契約できる。

フォント

MORISAWA PASSPORT
過去の制作物のほとんどをMORISAWA書体で作っているので、ぼくにとっては欠かせません。
プロの現場(デザインプロダクションや出版業界)で使用されている1,500書体以上の日本語、多言語フォントが使えるサブスクリプション。
特に印刷物の仕事をしている場合は必須。
ただし、MORISAWAのフォントをどうしても使いたいとか、クライアントからの指定書体がMORISAWAフォントでない限り、無理して使用する必要はないです。
Adobe Creative Cloudを契約してるのなら、Adobe Fontsに登録されている日本語フォントが無料で使用できるため、Adobe Fontsだけでも十分デザインはできます。

移行しました!(2023年4月)

Morisawa Fonts
MORISAWA PASSPORTは2028年まででサービスを終了ということで、新サービスのMorisawaFontsに乗り換えました。
提供するフォントはMORISAWA PASSPORTと一緒ですが、仕組み自体が変わったため、新たにMorisawaFontsのIDを作る必要があります。
MORISAWA PASSPORTでアクティベートしていたフォント設定は、MorisawaFontsが提供するDesktop Managerからフォント環境をそのままそっくり移行できるので楽でした。
このサービスの一番の目玉としては、1ライセンスでPC2台(同時利用不可)+iPadで利用可能になったこと。
MORISAWA PASSPORTでは1ライセンスでPC1台だったので、デスクトップPCとノートPCと両方でMORISAWAのフォントを使いたい場合は、2ライセンス契約する必要がありました。
それが、1ライセンスでデスクトップPCとノートPCに両方でMORISAWAのフォントが利用できるのはとてもうれしい。
だがしかし、契約料が高い!年額¥64,240(税込)!ライバルのFontworksの年額¥49500(税込)。
MORISAWA PASSPORT契約中にMorisawaFontsに移行すると、契約金が1年目と2年目が25%オフ となります。
移行の手順についてはこちらに詳しく書かれています。

余談ですがモリサワは写研と提携したことで、今後は写植でしか使えなかった書体がラインナップに加わる予定。これは楽しみ。


外付けハードディスク&SSD

外付けハードディスクドライブと外付けSSDドライブ

HDD

Western Digital デスクトップHDD 8TB USB3.0 WD Elements Desktop 外付けハードディスク
仕事データのバックアップ用とミラーリング用(まるごとバックアップ)で8TBの外付けHDDを2台使用
過去の制作物の改版やデータを使うことも多いため、いちいちデータを探したりしなくて済むように、外付けHDDを1台常時接続しています。
進行中の案件はMacの内蔵SSDで作業し、納品が終わった案件は外付けHDDにデータを移して、毎月、外付けHDDの中身をもう1台の外付けHDDに差分バックアップを行っています。1台が故障してもすぐにデータ復旧できるように常に備えています。
また、ハードディスクは消耗品と考えて、3年ごとに新品に交換しています。
バックアップソフトは『Carbon Copy Cloner』を使用。

買い替えました!(2022/12/1)

バッファロー 外付けハードディスク 8TB HD-AD8UB

【Amazon.co.jp限定】バッファロー 外付けハードディスク 8TB HD-AD8UB 』
上記のWestern DigitalのHDDは安くていいのですが、スリープからの復帰が少し遅いのと、動作音がコトコトするのが若干気になるため、ためしに『バッファロー 外付けハードディスク 8TB 』を買ってみたら、動作音もほぼなく快適でした!
値段もバッファローのほうが安いので(2023年4月時点)、1年くらい使ってみて問題なさそうなら、今後はこの機種に移行するつもりです。

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